コロナ禍の中、ここまで懸命にいただいていたご注文の財布を
日本とベトナムの財布工場のスタッフ総出で、
コツコツと生産し、つい先日、全ての納品を終えました。
今後はコロナ禍の影響をモロに受ける形となりそうですが、
もう私は、何としてでも社員とお客様からいただいた仕事を守ると
覚悟を決めています。
今回のコロナ禍の騒ぎで、リーマンショックの頃を思い出しました。
当時、当社も世界的な金融、経済危機の影響を受け
一念発起して、拠点を中国からベトナムに移した頃です。
単身、ベトナムに乗り込んでから約4年、
孤独に一人で闘っていました。
そんな時、誕生日に両親から届いた手紙が、下記の内容です。
↓
お誕生日おめでとうございます。
皆のため、自分の為に、
今後もますます元気で働いてください。
(以下省略)
母より
ベトナムで頑張ってますか?
頑張りとは、辛い時、大変な時、
自分のほっぺたを叩きながらも
それでも仕事をすることです。
全てのお得意様のために
自分の為に、仕事をしてください。
父より
↑
このように、どちらの手紙も
皆のために、自分のために頑張れ
というエールが綴られていました。
この言葉、今まさに噛み締めています。
今さらながら、良い親に育てられたと思います。
ですので、辛い時、大変な時、
自分のほっぺたを叩きながらも
それでもまだまだ頑張って仕事をしますよ。
これからも!
その姿、見守っていただければ幸いです。
東京とベトナムで、高品質な
財布・革小物を作る工場を経営している
伝統と高い技術の財布職人集団
有限会社ダイヒロ
代表取締役 井戸啓晶